F Shoso at International Conferences ~ Shoso Shimbo

Thursday, 11 April 2013

Shoso at International Conferences





Shoso Shimbo has been invited to present papers based on his Masters exegesis. Both papers will be published and will be available at some stage.  

1. "Ikebana to Contemporary Art: Cross Cultural Transformation in Rosalie Gascoigne" (English presentation)
The Asian Conference on Cultural Studies by The International Academic Forum 
When: 24-26 May 2013
Where: Osaka, Japan
http://www.accs.iafor.org


2. 下記の通り京都大学で勅使河原宏と現代芸術についての研究発表を行います。
日本語での発表になります。御都合がつきましたら是非お越し下さい。
詳細は国際生花学会まで。http://ikebana-isis.org/

"Hiroshi Teshigahara in the Expanded Field of Ikebana" (Japanese presentation)
The International Society of Ikebana Studies (ISIS) 
When: 1 June 2013
Where: Kyoto University
http://ikebana-isis.org/

Abstract

The field of free style Ikebana today has expanded to incorporate many themes in common with contemporary Western art, in particular with installation and assemblage. 
From 1980 to 2001 Hiroshi Teshigahara explored the possibilities of installation through his bamboo works. Focusing on his unique attitudes toward the natural materials and his creative strategies of repetition and accumulation, this paper agues that his site specific installations fall within the context of the contemporary Western art, moving beyond the underlying Japanese cultural and spiritual traditions.

要旨


 明治維新以後、西洋芸術の強い影響下発展を続け、その領域を拡張してきた生花の中には、現代芸術、殊にインスタレーションとアセンブラージュとの共通の要素を持つものが出てきた。「生花における拡張領域」第1部ではインスタレーションとの関連で勅使河原宏を扱う。
 1980年以降、約20年に渡って宏は竹を用いた生花作品を通じ、生花のインスタレーションとしての可能性を追求した。現代芸術史上のインスタレーション発生のモチーフは生花のひとつの重要な可能性を示すものとして宏にとって共感できるものであったろう。
 また、宏の自然観、自然素材に対する独特の態度、最後の作品群のグリッド構造(格子)は、いずれもモダニズムをはじめとする西洋芸術の影響を深い次元で受容した必然的な帰結だった。
 竹を割り、線と見なすということは、自然素材を分解し、その表層的属性から切断し、抽象的な単体にまで還元することであり、アセンブラージュ作成の初期段階における既存の関係性から素材を切断、抽出する作業に類似している。共に素材を浄化し、その本質に迫ることを可能にする。続く制作過程では反復と累積というミニマリズムにも共通するアプローチで生花的秩序を内包させた抽象的形態のインスタレーションを創造した。
 現代芸術におけるグリッドの重要性に関し、クラウスはその機能が構造主義が着目する神話の機能に類似していると指摘する。様々な二項対立の矛盾を解消することなく包摂し、精神性への可能性を示唆する。宏の最後の作品群についてはそのような可能性を認めることができよう。
 生花の領域をその極限まで拡大することで、表面上、過激で非生花的な作品でありながら、生花の伝統、精神性を保持し、同時に現代芸術の文脈にそれを位置づけることに成功した稀な例となった。
 「生花における拡張領域」第2部ではロザリー・ガスコインを扱う。現代芸術から生花に移行した宏に対し、生花から現代芸術に移行したガスコインは、宏と対照的な諸相を持ちながら、創造の核心ではある種の共通性を持つ。極端な形態ではあるが生花のアセンブラージュとしての可能性を追求した彫刻家と見なすことができよう。ほぼ同時期に活動した宏とガスコインを現代生花の拡張領域における対極として位置づけることで、新たな視野を得ることができる。

http://www.shoso.com.au